アイラモルトに最初は撃沈した。でも今は好きになった
アイラモルトを初めて飲んだ時、私は「正露丸じゃん」と思った。でも今は好きになった。何があったか振り返ってみる話。
アイラモルト、初めて飲んだ時の感想を正直に言うと、「正露丸じゃん」だった。
スモーキーで、薬っぽくて、海の磯の匂いがする。
「これは無理だ」って思った。
でも今、私はアイラモルトをわりと好んで飲む。なんでこうなったか、振り返ってみる。
ハイボールにしてみたら
最初の1本は確かラフロイグ10年で、ストレートで挑んだ。撃沈した。
その後しばらく封印してたんだけど、知り合いに「ハイボールにすると別物だよ」って言われて試してみた。
これが、めちゃくちゃうまかった。
スモーキーさが炭酸で軽くなって、香りだけが残る感じ。脂っこい料理にも合う。「ピートのハイボール」みたいなジャンルが頭の中に追加された瞬間だった。
チョコレートと合わせると神
もうひとつ、教わった飲み方。
カカオ70%以上のダークチョコレートと一緒にスモーキーなウイスキーを飲む。
これがやばい。スモーキーさとカカオの苦味が共鳴して、口の中で世界が広がる。一度試したら戻れない。
ピートのハイボールが入門編なら、これは中級編かもしれない。
入門に向くアイラ
アイラモルトの中でも、強さに段階がある。
ボウモア12年は、いちばんバランスが良くて入門向き。スモーキーすぎず、海塩のニュアンスもある。
ラフロイグ10年は本格派。ピートの強さが特徴で、好きな人はとことん好き。
アードベッグ10年は強烈系。アイラの王様で、最初に飲むと撃沈する。
正直、最初はボウモアでいい。アードベッグは半年くらい後で。
嫌いだったものが、好きになる体験
たぶん大人になってから「嫌いだった味が好きになる」って体験、何度かあると思う。
苦いコーヒー、生牡蠣、納豆、しいたけ。
味覚って、慣れていく。
アイラモルトもそういう類のお酒で、最初の1〜2回はピンとこなくても、3回目くらいで「あ、これか」ってなる人が多い。
もし1本目で挫折してたら
私みたいに「アイラはダメだ」って封印しちゃう人、けっこういると思う。
でも捨てる前に、ハイボールで試してみてほしい。
それでもダメなら、向いてないってことで。でもハマる確率は意外と高いから。